パイオキュアーユーザーボイス
根管治療へのパイオキュアーのススメ
台場フロンティアデンタルクリニック
院長 勝又 寛幸 先生
「パイオキュアーの一番の使い道は何ですか?」と聞くとパイオキュアーを使ったことのある先生方の多くは「知覚過敏!!』と答えるでしょう。確かに知覚過敏に対してパイオキュアーはCO2レーザー並みに絶大な力を発揮します。
『では、他の使い道はありますか?』と聞くと『え~っと……』と思う先生方も多いかと思います。
今回私が紹介するのは『根管治療へのパイオキュアーのススメ』です。根管治療をすると不本意ながら症状が出てしまい患者さんからお叱りを受けたり、不信感をもたれたりすることもあるかと思います。また、そういった時は症状がなかなか納まらないで治療が長引くことが多く、余計に患者さんに不信感を持たれがちです。
その様な時にはパイオキュアーを応用すると通常よりも短い期間で症状が軽減します。
使用方法は(もちろん根管拡大が終わりきれいになってからですが)髄室または根管にフッ化ナトリウム液を染み込ませた綿球や綿栓を置き、パイオキュアのエンド用のチップをそこに差し込み、約5分~10分ほど電流を流します。これを何回か来院してもらい繰り返します。この時間、必ずしもDr.がついている必要はなく、歯科衛生士に根管に唾液が入らないようにサクションで吸いながら電極を持っているよう指示します。(エンド用チップはそのまま噛んで固定することも可能なようにできていますが唾液が入ってしまう可能性があるのと患者さんが動いてしまう可能性もあるので誰かについていてもらったほうが安心です)タイマーが付いているので時間の目安も自動で行えます。
これを行うことでこのような症例の症状の軽減だけでなく、その他にも難治症例の根管内の消毒を期待することができます。
また、歯内療法領域の効果だけでなく、パイオキュアーによりフッ化ナトリウムの電解質が歯質にも作用することにより、フルオロアパタイトの生成を促し、歯質強化としても働き、補綴治療後のう蝕予防効果も期待することができます。
パイオキュアーは根管治療にも『おススメ』です。