より多くの患者さんにより付加価値の高い治療(自費診療)を提案し、それを高い理解度の上で治療を進めていくためには、患者さんにもっともっと歯科治療の事に詳しくなってもらわなければなりません。そのために先生方は様々な努力されていると思いますが、広告の観点から見ると少し工夫が足りないのでは?と思うことがあります。
まずは待合室ですが患者さんの「不安からくる緊張」をリラックスしてあげようと、「とても歯科医院とは思えない」空間づくりを追求するあまり歯科に関する情報が待合室から消えてしまっているケースです。患者さんのためのリラックス出来る空間づくりには大賛成ですが、考えないといけない事があります。それは患者さんの「不安」の原因です。診療に対する「恐怖感」も一つですが、もっと根本的な事は「歯科治療の事を詳しく知らない」からです。ですから患者さんの不安を取り除いてあげるには待合室での様々な工夫による情報提供およびコミュニケーションが重要であると考えます。
また診察室に入った患者さんはこれから受ける治療に対して「興味のある状態」になっています。これは待合室とは違い治療が目の前に迫っているので患者さんは「能動的に知りたい」と思うのは当然です。先生や衛生士さんから治療に対する説明を受けて、「知る」「理解する」「安心する」と心情は変化すると思いますが、この患者さんの気持ちの状態をもっと有効的に活用すべきではないでしょうか?
株式会社ナルコーム製作所のデンタルサイネージシステムは、診療台に設置されたPCモニターを利用し、患者さんに対して新たな治療提案などに関する情報を簡単に配信するシステムです。この商品の優れたところは診療台ごとに配信する情報をコントロールする事ができるので「適切な人に、的確な情報」を伝える事が出来る点です。いくら患者さんが「知りたい」状態になっていても的を外した情報では全く効果がありませんので、情報の垂れ流しにならないこの商品は優れていると言えます。
実際の治療提案は口頭で様々なツールを用いて行うことは当然ですが、事前に患者さんの歯科に対する知識や興味を深くする事が出来ると患者さんにとって最高の治療提案になるのではないでしょうか?